S子は42歳の専業主婦。子育ても一段落し、自分のために使える時間が増えてきました。
そんなS子の目下の関心事は、2ヶ月後に迫った大学の同窓会。20年ぶりに友達と会えるのは楽しみなのですが、すっかり衰えた肌が気になります。どうせなら、あのときと変わらずキレイなS子だとみんなに思われたい……。S子は、スキンケアに力を入れることにしました。
20年前の肌を取り戻すため、しっかりスキンケアをして美肌だった当時を思い出します。当時愛用していたメーカーの基礎化粧品をそろえ、さっそくケアを始めました。基礎化粧品のセットには、洗顔料・メイク落とし・化粧水・乳液がしっかりそろっています。
ところが、ばっちりだったはずのS子の肌は、なんだかくすんできてしまいました。目もとはカサカサしているし、どうもシミが増えたみたい……。自分の肌質に合っているはずの基礎化粧品をきちんとそろえて使用したのに、どうしてS子の肌は美しくならなかったのでしょうか?
20年前の肌に戻ろうとしたS子は、大きなミスを犯してしまいました。自分がこの20年で大きく変化したということに気付かなかったのです。
いくら自分の肌質にぴったりだったとしても、20代向けのメーカーの化粧品では無理があります。基礎化粧品のセット内容も、美容液や目元のクリームといった、40代の肌に必要なものが入っていませんね。また、UVカット効果のあるものを何も使っていません。これでは、シミやしわ、くすみが悪化するのも当然です。
S子は42歳、そろそろ更年期であることを意識してもよいでしょう。肌の保水力や弾力性が失われつつあることを認めて、本当に今自分に必要なケアをしてあげる必要があったのですね。